2010年10月29日金曜日

NIKONと印字された紙袋

瑛九のフォトデッサン集「眠りの理由」が格納されていた紙袋についてニコンに問い合わせたところ、ニコンの資料室にもないし現在のロゴマークが制定される以前のことで、無かったことにして処理して欲しいと言うことでした。
この「眠りの理由」は、1960年12月瑛九のアトリエの中に唯一残っていた一点で、購入したその時点でこの袋に格納されたのか、出版された当時(1936年) 格納された物か、私も記憶にありません。
購入した当時からこれは四つ切りの印画紙の袋で、瑛九はニコンブランドの印画紙を使用していたと信じていました。
しかるに、ニコンの資料室の担当者はニコンが印画紙を販売した記録はないと返答してきました。
瑛九が制作に必要としたのは、印画紙とその現像液、定着液で光学機器は必要としませんでした。
ではこの袋はニコンの何が入っていたか?
すべて不明です。とりあえずその画像を掲載します。

2010年10月14日木曜日

池田満寿夫からの手紙


池田満寿夫からの手紙は一部長野の池田満寿夫美術館へ寄贈したががらくた整理をしていたらまた少し見つかったのでのブログで公開することにした。

日本で最初のライトアップ

今日、フジテレビでライトアップの特集番組を放映していた。
静止する対象物に照明を当て、対象物を暗闇に浮き上がらせて観賞する手法をライトアップと言うなら、日本で最初のライトアップは1975年、新宿紀伊国屋画廊に於いて開かれた「田園」が最初である。この事は朝日ジャーナル1975年9月5日号の記事(千変万化する音と光の「田園」展) を参照されたい。
このブログはまだ来訪者がいないと思われる。
一つの痕跡としてここに記す。
私はライトアップなる造語に関知しない