瑛九のフォトデッサン集「眠りの理由」が格納されていた紙袋についてニコンに問い合わせたところ、ニコンの資料室にもないし現在のロゴマークが制定される以前のことで、無かったことにして処理して欲しいと言うことでした。
この「眠りの理由」は、1960年12月瑛九のアトリエの中に唯一残っていた一点で、購入したその時点でこの袋に格納されたのか、出版された当時(1936年) 格納された物か、私も記憶にありません。
購入した当時からこれは四つ切りの印画紙の袋で、瑛九はニコンブランドの印画紙を使用していたと信じていました。
しかるに、ニコンの資料室の担当者はニコンが印画紙を販売した記録はないと返答してきました。
瑛九が制作に必要としたのは、印画紙とその現像液、定着液で光学機器は必要としませんでした。
ではこの袋はニコンの何が入っていたか?
すべて不明です。とりあえずその画像を掲載します。
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