2010年5月20日木曜日

新崎川の河口



135号線を渡った。
信号のない横断歩道で、交通量の多いことから渡るタイミングを計るのに時間がかかった。
渡り終えると、有料の真鶴道路の手前に海岸へ降りる狭い階段がある。
降りると一面水によって丸く削られた石が隙間無く堆積している。
大きいものはラグビーボール位あり、石の上をバランスをとりながら一歩一歩歩むことになる。
階段から50メートル程右に進むと河口がある。
河口と言っても最後まで渓流の流れのまま海に注いでいる。
いくらか期待した運河のように緩やかな川のたたずまいは無かった。
水量も上流とさして変わらない。
河口に立って、埋め立て地の位置が明瞭になった。
つまり、新崎川の河口から千歳川の河口までが埋め立てられていた。
生活と海を分け隔てている道路と埋め立て地は社会生活に大変重要なことは理解出来る。
が、今ひとつ工夫がたりなかったように思える。
水辺に立つ時、人は精神を癒される。

さて、河口から河原を伝って上流に向かう勇気はない。
いったん道路に上がって上流に向かおう。

また    南視

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